海外大会への出場権を獲得した2022年度Junior編成チームVarsityが、4月29日(土)~30日(日)にアメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて開催された「The Dance SUMMIT 2023」に出場して参りましたので、現地での活動や様子をご報告させていただきます。
■4月27日(木)
出発日、初めての海外遠征に楽しみな気持ちや不安、緊張などそれぞれに様々な想いを抱えて日本を出発しました。
■4月28日(金)
現地での1日目は公式練習、チアリーディングの大会会場見学へと行きました。
公式練習は午後からの予定。フロアを使用できる時間も限られていたため、午前中に宿泊施設付近の空いているスペースを利用して、ストレッチや基礎トレーニング、ウォーミングアップを行ってから会場へと向かいました。近くでは他の海外チームも練習していて、その元気さや勢いに刺激を受けたVarsityメンバーもいつも以上に互いに声を掛けあいながら翌日の本番に向けての練習を終えました。
公式練習の後はスーパーでの買い出しを済ませてから、別会場で開催されていたチアリーディングの大会「The SUMMIT 2023」の見学に行きました。
会場は多くの選手やチームで賑わっていて、本番中の選手たちを応援するコーチやチーム関係者の勢いに圧倒されている様子でした。
■4月29日(土)
2日目は大会当日。本番が夕方ごろだったため、午前中は少しホテル周辺を散策しながらゆっくり体を動かし、ウォーミングアップを行ってから会場へと向かいました。
会場へ入り少し他の部門を観戦してから準備エリアへ。緊張が増してきたような表情のメンバーもいれば、自分に集中している様子のメンバーもいてチームの雰囲気が少し不安なところもありましたが、本番と同じフロアで動くことができる直前のウォーミングアップエリアでは、前日の公式練習時のように互いに声を掛けあいながら最後の調整を行いました。そうして迎えた本番、個々には悔しさが残る部分もありましたが、それぞれが「楽しかった」「みんなと踊れて良かった」と涙ながらに話してくれました。他の日本チームも駆けつけてくれて、同行してくださった保護者の方とともに目の前でたくさん応援してくださいました。残念ながらファイナルに残ることはできませんでしたが、これまでの練習で積み重ねてきたこと、仲間とSUMMITのステージに立てたこと、そして何よりステージに立った人しか見ることができない景色を見たことは、Varsityメンバーにとって大きな経験になり、きっと生涯忘れないことと思います。
■4月30日(日)
現地での3日目はファイナルの会場へ行き、ステージ前で他のチームと混ざりながら一緒に日本チームを応援しました。海外選手の身のこなしや一人一人の存在感の強さ、その中でも正確性や統一性が優れている日本チームの強さを目の当たりにして、自分たちにまだまだプラスできることの多さを感じました。
また、大会最終日のこの日は日本選手はもちろん多くの海外選手とも交流を深めました。日本から持参した応援グッズの缶バッジとステッカーを持って、他のチームとグッズ交換をしたり写真を撮ったりと海外大会ならではの経験ができました。
■5月1日(月)
現地4日目のこの日はチームごと自由時間のため、1日ディズニーワールドを満喫しました。ここでも海外の方に写真撮影をお願いされたり、食事を英語で注文したりと海外ならではの様子がたくさんありました。
■5月2日(火)・3日(水)
帰国日、朝早くの出発や長時間の飛行機に少し疲れ気味のメンバーでしたが、同行してくださった保護者の方も含め全員で無事に帰ってくることができました。
Varsityメンバーは多くのことを経験し感じることができました。改めてたくさんのご支援に感謝申し上げます。得たものをそのままにせず、次の代へと活かし繋げていくことができるよう精進して参ります。今後ともDANCE WAVEへのご支援・ご協力の程、宜しくお願いいたします。
引率/DANCE WAVE講師 八木みなみ